お金が貯まる方法について教えます。
まず、フラット35の金利水準についてを説明を致します。
2024年11月現在のフラット35金利情報
【返済期間が15年~20年の場合】
金利の範囲は、年1.45%~年3.08%です。
最頻金利は、年1.45%です。
【返済期間が21年~35年の場合】
金利の範囲は、年1.84%~年3.47%です。
最頻金利は、年1.84%です。
弊社代表者よりのコメント
住宅ローンの固定金利について
例えば、住宅ローンの固定金利は、新規発行の10年もの国債の金利水準を参考に決定されています。
因みに、2018年夏以降、日本銀行の長期金利の誘導目標が0.2%まで容認されました。
その為に、住宅ローンの固定金利が上がりました。
しかし、2018年12月以降、日銀の長期金利の誘導目標が景気悪化懸念から低下。
すると、2019年2月以降、日銀の長期金利の誘導目標はマイナスを継続。
ところが、2019年9月から一気に上昇へと転じました。
このように、日本の長期金利の誘導目標は、アメリカの金利に連動する動きもあります。
なので、国債金利の動きに注意をしましょう。
フラット35の金利について
例えば、2017年10月以降に、団体信用生命保険料込みの金利へ変更されました。
そのため、以前よりも0.28%高くなっています。
因みに、フラット35に付随する団体信用保険の保障内容は、一般金融機関の団信保障内容が「死亡・高度障害」時に支払います。
それに対して、フラット35の団信保障内容は、「死亡・身体障害(身障者手帳2級以上)」時に支払います。
だから、一般金融機関の団信よりもフラット35の団信の方が、保障の範囲が拡大されてます。
健康状態が厳しく団体信用生命保険に加入ができない場合、基準金利より0.2%低い金利で融資を受けられます。
例えば、第二次安倍政権が発足した2013年~2016年は、2%を超えた月が僅か。
また、当時は1年間の最高金利と最低金利の利幅が0.34%程度でした。
しかし、2017年~2020年は長期金利の変動幅が0.2%程度でした。
それによって、フラット35の金利変動幅も0.11%と低くなってしまいました。
その後、金融緩和によって抑制された動きが続きました。
しかし、2018年7月に日銀が「長期金利の水準は0%を目標とするが、+-0.2%程度の動きを容認する」と発表をし、今までより0.1%上昇する可能性がでました。
つまり、例えば3千万円を35年間で借りた場合、0.1%の金利上昇は60万円の利息増加となります。
最後に
フラット35は、借り換えが可能です。
だから、まず金利が高い月に借ります。
その後、金利が下がったら、事務手数料や登記費用などの諸費用も含めて借り換えを検討しましょう。